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和風パスタの名店ハシヤが閉店、系列店に行ってみよう

Mari Hiratsuka
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Mari Hiratsuka
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東京のスパゲッティを語る上で外せない和風パスタの名店ハシヤが、施設の老朽化により4月に閉店した。代々木八幡にあったハシヤ本店は1972(昭和47)年創業の和風パスタの老舗で、数々の独立店を輩出。メニューは、トマト系、バター系、クリーム系などに分かれており、トッピングのバリエーションも豊富でどれも美味だった。

閉店を悲しむのはまだ早い。ハシヤの店主が修行した、1953(昭和37)年創業の、元祖和風パスタ専門店壁の穴や、系列のハシヤ 幡ヶ谷分店、新宿の野村ビル店のほか、名前は違えど同様のスタイルをとる店が東京各所に存在しているからだ。ここでは、おすすめの独立店を5軒紹介しよう。

あるでん亭

新宿センタービル内にあるスパゲッティ専門店。店名の通り絶妙なゆで加減のアルデンテ麺が売りで、イタリア人の常連客も多い。初めてなら『アリオオリオベーコン添え』がおすすめ。ガーリックと鷹の爪のペペロンチーノは、シンプルで飽きのこない味わい。厚切りのジューシーなベーコンが4枚乗り、インパクト大だ。

アンクルトム

恵比寿の人気店、アンクルトムもハシヤ系の店のひとつ。メニューの構成も似ているが、随所に独自のこだわりが光る。ハシヤと同様タラコ系は人気があるが、おすすめしたいのが、タマゴとベーコン。卵を先にフライパンで熱し半熟状態に仕上げるため、スクランブルエッグのようなとろっとした食感になり、一般的なカルボナーラとは一味違う。ぷりっとした食感の海老を加えるのも良いだろう。

スパゲティーnokishita

新宿三丁目駅より徒歩1分、ガラス張りの入口が目印のパスタ専門店。100種類もメニューがあり、『ナポリタン』や『たらこのスパゲティー』といった王道のメニューから、『コーンスープのスパゲティー』『サラダスパゲティー』などの珍しいものまで、幅広く取り扱っている。土、日曜日と祝日が定休日のうえ、ランチタイムは混み合っており行きづらいのが残念。

スパ吉

ハーモニカ横丁にある生パスタ専門店。ハシヤテイストはあまり感じられないが、独自に進化したメニューが楽しめる。店頭では、生地が巨大な製麺機にかけられる様子を見ることができ、食欲をそそる。人気の『ミートソース』は、デミグラスソースに近い濃厚な仕上がり。ナスや温泉卵、ソース状になった納豆などをトッピングして楽しもう。

スパザウルス

ハシヤ本店があった代々木八幡の隣の駅、代々木上原駅から徒歩1分の場所にあるスパザウルス。白を基調にした、オープンキッチンのカウンターとテーブル席は、本家ハシヤを思い起こさせる。100種類以上のスパゲティメニューのほか、ステーキやデザートもある。 

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