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2019年6月末、町屋にオープンした台湾茶の専門店、沁涼茶品(チンリャンチャピン)が、5月14日(木)12時〜14時、『自家製鶏肉飯(チーロウファン)弁当』(鶏肉飯弁当+台湾茶セット650円、鶏肉飯弁当+タピオカドリンクセット900円)を販売する。店頭、各種SNSから予約可能だ。
町屋駅から東京さくらトラム(都電荒川線)沿いに歩くと、真っ赤な看板とタピオカを飲む、かわいらしいマスコットキャラクターが目に入る。同店では不定期で台湾B級グルメも販売。これまで、豆花(ドウファ)や魯肉飯(ルーローファン)、胡椒餅(フージャオピン)、タロイモまんじゅうなどが登場した。
鶏肉飯(チーロウファン)は、飯に甘く煮込んだ豚バラ肉をのせた魯肉飯(ルーロウファン)と並ぶ、台湾の屋台飯。台湾中南部の嘉義(かぎ)を発祥とする料理で、細く裂いた鶏の胸肉やササミをご飯の上に乗せ、たれをかけて味わう。台湾茶との相性も絶妙だ。
オーナーは荒川区出身で、実家が台湾茶屋を営む、台湾出身の女性と結婚した。「荒川区の皆さんに本場、本物の台湾茶、台湾タピオカを使ったドリンクを楽しんでいただいて、台湾という国をもっと知ってもらいたい」と、店では妻の出身地である台湾中部、南部の茶を中心に取りそろえた。
自慢の台湾茶は、日替わりで毎日3、4種を用意。さらに『特選紅
ちなみに『ヤクルト緑茶』とは、緑茶をヤクルトで割ったもの。台湾では一般的な庶民の飲み物として親しまれている飲み方なのだとか。
一番人気は、『黒糖タピオカミルクティ』(600円)。手作りの黒糖ソースとミルクのやさしい甘み、そして台湾茶が絶妙にマッチする。台湾から仕入れるタピオカは冷凍のものを使わず、当日使用するぶんだけゆがいて提供。そのため、閉店時間前に売り切れることもあるそうだ。
子ども用の小サイズ(小学校6年までオーダ可能、200ミリリットル)の『黒糖タピオカミルク』『チョコミルク(タピオカ無料)』(各200円)も用意している。タピオカそのものも小粒だ。
テキスト:長谷川あや
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