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表参道と明治通りが交差する神宮前交差点、街角の一角。かつてコンドマニアがあったこの角地に、新たな複合商業施設が2024年春に開業予定だ。敷地面積は約3085平方メートル。地上9階、地下3階建て。外装・屋上デザインの設計は建築家の平田晃久が手がける。
これは、神六再開発と東急不動産が進めている「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」の一環で、クリエーターたちの思いに共感する生活者コミュニティーと「創造的な消費体験」を提供。⻑期的で新しい文化を生み出していく文化発信拠点を目指すという。
外装コンセプトは「KNIT DESIGN(まちを編む)」。自然と人工の多種多様な要素(表参道のケヤキ並木、緑豊かな神宮の森、洗練された表参道)の街並みなどが共存する新しい都市を表現し、「原宿・表参道」という街を意識し、新旧、内外の融合など、共存しながら未来につなげる街づくりをイメージしたそう。
最上階には平田のプロジェクトによく取り入れられている垂直庭園を備えたテラスが設けられるほか、原宿にある「東急プラザ」のフォトジェニックなエントランスのように、ファサードには鏡のようなパネルを採用。オープンした際にはInstagramでも話題になりそうだ。
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