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列車の中を再現したラグジュアリーな客室が登場

ベッドの横には鉄道運転シミュレーターも

Kaila Imada
テキスト:
Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
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ホテルやリゾートでのワーケーションが普及した2020年。リーズナブルで機能的な宿泊施設は数多く存在するが、ちょっと変わった滞在ができる面白いスポットも続々と登場している。

大阪のホテル、フレイザーレジデンス南海大阪は鉄道ファンにはたまらないユニークな客室を生み出した。なんと、室内に運転シミュレーターなどを含むマニアックな鉄道用品を完備しており、ホテルにいながら鉄道体験ができるというものだ。

同ホテルは、南海電鉄の難波駅ほど近くにある中長期滞在者向けの宿泊施設。南海電鉄をテーマにしたした「トレインルーム」は10階にある客室の一室を改装して作られており、広さは77平方メートルほど。リビングルームにベッドルーム2室、バスルーム2室、調理器具なども備わり、最大4人までの宿泊が可能だ。

Fraser Residence Nankai Osaka
Photo: Nankai Electric Railway Co.

リビングには特急「サザン」の座席が置かれ、まるで電車旅行を楽しんでいるような気分に。ベッドルームの一つには、特急「ラピート」の壁紙と、実際に使用されている運転シミュレーターが設置されている。 

Fraser Residence Nankai Osaka
Photo: Nankai Electric Railway Co.

もう一つのベッドルームにはガラス張りの展望エリアがあり、大阪の街並みを一望できる。置かれているテーブルは、「特急ラピート」で実際使用されていたカウンターテーブルだ。そのほか、車両プレートなどの展示や鉄道関連の本、DVDもそろい、鉄道ファンだけでなく家族連れでも楽しめるようなディテールが散りばめられている。

トレインルームの料金は3万9,000円から。Go To トラベルキャンペーンにも対応しており、複数名ならば割安で宿泊できる。

予約受付はこちらから確認してみよう。

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