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冬限定、幻想的な氷の世界が今年も星野リゾートに登場

氷でできたホテルやバーなど、『アイスヴィレッジ』で冬を感じる

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
『アイスヴィレッジ』
『アイスヴィレッジ』
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暖かい家でのんびり過ごす冬も好きだけど、たまにはリゾートで非日常を味わってみたいという人に勧めたいのが、北海道にある星野リゾートトマムで開催される『アイスヴィレッジ』だ。 2021年3月14日(日)までの冬季限定、トマムの冬の風物詩とも呼ばれる氷の街がオープンする。

北海道内では、新型コロナウイルスの影響で相次いでイベントが中止となっているが、状況を考慮しつつ、もっと多くの人にアイスヴィレッジを楽しんでもらいたいという思いから、今年は宿泊者だけではなく日帰りの利用者も来場できるようになった。

新たにオープンした氷のミルクカフェと氷のフルーツショップ

『アイスヴィレッジ』
『アイスヴィレッジ』

今年は新ショップが二つ登場した。氷のミルクカフェでは、濃厚な口当たりで人気のトマム牛乳を使用した『アイスミルク』などが味わえる。氷でできた高さ1メートル、横幅50センチメートルの『氷のミルク瓶』からミルク瓶の蛇口から氷のグラスに直接注ぐという、ほかにはない体験ができるのもユニークだ。

果物メニューが豊富にそろう氷のフルーツショップでは、凍らせたフルーツをそのまま削る『フルーツ氷』や『フローズンフルーツ串』などを提供する。 

氷の世界を堪能できるアクティビティも盛りだくさん

アイスヴィレッジで一番人気のスポットが、子どから大人まで楽しめる滑り台や、トマム自然囲まれたアイスリンクだ。スケート靴は、大人1,000円、小学生500円でレンタルもできる。

大人同士で訪れたならば、必ず訪れたいのが氷のバー。50種類以上のアルコールがずらりと並ぶ本格的で、氷のグラスに入ったドリンクが楽しめる。今年新登場した『レモン氷カクテル』は、青色のカクテルにレモン酸を混ぜることでピンク色に変化するというスペシャルな一杯。幻想的な空間と相まって、普段とはちょっぴり違う酒を味わってみたい。

氷のバー
氷のバー

家具までも氷でできたホテルに宿泊

『アイスヴィレッジ』
『アイスヴィレッジ』

一枚の氷で作られたドーム型の氷のホテルに宿泊もできる。天井や壁、家具までも氷で造られていると聞くと、寒くて眠れないのではと思うかもしれない。しかし、寒冷地で使用されている「シュラフ」と呼ばれる寝袋が用意されているので、問題ない。 また、冷え性に効果的な湯の沢温泉からくみ上げた氷の露天風呂では、幻想的な自然に 囲まれながら体を温めることができる。

宿泊は予約制で一人1泊あたり2万5,300円かかるが、無料で見学もできるので気軽に立ち寄ってみよう。 天候や気象条件によって開催内容に変更が出てくるので、訪れる際には公式ウェブサイトを確認してほしい。

この冬は、トマムの自然と幻想的な氷の世界に足を運んでみてはいかがだろうか。

テキスト:Miyoko Hahismoto

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