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東京にはオリジナリティーあふれるバーと素晴らしいバーテンダーが多く存在する。数百人にも及ぶ専門家による投票で毎年発表される「世界のベストバー50」に、2020年は東京から3店舗が選ばれた。
まず10位には、昨年の24位から飛躍してエスジー クラブがランクイン。また、今年のアジアのベストバー50でも日本のベストバーに選ばれるなど、明らかに好調な年となった。エスジー クラブは、店内に二つの異なるバーがあることが特徴の一つ。「シップ」と名付けられた酒場のような雰囲気の洗練された空間と、「ガズル」という昼間においしいカレーも楽しめるカジュアルなバーがある。
2017年と2018年に、ベスト50入りしていたベンフィディックは、2019年には順位を落とし、2020年には40位に再登場という結果に。バーテンダーの鹿山博康(かやま・ひろやす)は薬草を使ったカクテルを得意とし、アニスやフェンネル、ヨモギなどの植物を埼玉県で自家栽培している。
バー ハイファイブは、2019年の18位から2020年には48位に大きく順位を落としたが、「レジェンド・オブ・ザ・リスト」を受賞。ハイファイブは、上野秀嗣(うえの・ひでつぐ)のエレガントなバーで、ここ10年で銀座で最も尊敬されるバーの一つになった。
50位以内とはならなかったが、95位にはゲン ヤマモト、100位にはバートレンチがランクインしている。
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