[title]
日本のウイスキーファンにとって、うれしいニュースが届いた。世界各国からエントリーされたウイスキーのコンペティション『ワールド・ウイスキー・アワード』で、日本が誇るウイスキー3銘柄が世界最高賞を受賞したのだ。『白州25年』『イチローズモルト&グレーン ジャパニーズブレンデッドウイスキー リミテッドエディション2020』『シングルグレーンウイスキー富士30年』が、見事トロフィーを獲得。今年の授賞式は新型コロナウイルスの影響で残念ながらオンラインでの発表のみとなったが、日本のウイスキー界は引き続き、盛り上がりを見せている。
ブレンデッドウイスキー リミテッドリリース部門で世界最高賞に輝いたのは、秩父の酒造会社、ベンチャーウイスキーの限定酒『イチローズモルト&グレーン ジャパニーズブレンデッドウイスキー リミテッドエディション2020』。同社の受賞は4年連続4回目、『イチローズモルト』シリーズの受賞は3回目となる。
また、ワールドベスト グレーンウイスキー部門で受賞した『シングルグレーンウイスキー富士30年』を製造するキリンの富士御殿場蒸溜所も連勝を果たした。サントリーの『白州25年』は、2018年の初優勝以来2度目のベスト シングルモルトウイスキー賞を受賞。ウイスキーファンなら、これらのボトルをぜひストックしたいところだが、空前のジャパニーズウイスキーブームと原酒不足により、高額なだけでなく手に入れるのも難しくなっている。とはいえ、今年300万円で抽選販売されたサントリーの『山崎55年』のように購入不可能というわけではないので、諦めないでほしい。貴重な一本を購入するための貯金を、今からでも始めておこう。
関連記事