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ワーケーション促進を後押し、国立公園や温泉街にWi-Fi導入

政府の計画の一環として補助金も

Emma Steen
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Emma Steen
Former writer, Time Out Tokyo
Kikuchi Gorge
Photo: photo-ac/BonkuraKikuchi Gorge, Kumamoto
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より多くの人が都会のオフィスから離れ、大自然の中で仕事をすることを促すため環境省は、日本最大の国立公園や温泉街のいくつかにWi-Fiを設置するための補助金を出している。

日本経済新聞は2020年6月に、この取り組みが日本の34の国立公園全てをカバーする可能性があると報じていた。現在、ユネスコ認定の神社仏閣がある瀬戸内海や、大分と熊本にまたがる阿蘇くじゅう国立公園などでは導入を開始し、テレビ会議の後にハイキングを楽しんだりと、ワーケーションでこの地を利用する人もいる。

また、一部の日本企業は従業員の士気と国内観光の両方を高める方法として、いわゆる「ワーケーション」を奨励している。結局のところ、新型コロナウイルスの影響で夏休みがなくなり、ほとんどの人はきちんとした休暇を取っていないことだろう。

本当に仕事に支障なく取り組めるかどうかと疑問に思っている人は、国内の人里離れたリゾート地のいくつかに設置された新しい設備に驚くかもしれない。日本全国の国立公園内にある休暇村ホテルでは、個人用ワークステーションからポータブル電源などを提供。星野リゾートでは、スキーロッジにリモートワーカーを受け入れる準備などを始めている。

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