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東京では意外なスペースで面白いパブリックアートを見つけることができる。ニューヨークやベルリンにあるダイナミックな壁画やグラフィティは少ないが、チームラボによるデジタル滝や、最近では新宿駅前に作られた松山智一による巨大彫刻などが話題だ。
私たちの身近にある日本ならではのパブリックアートといえば、マンホールの蓋(ふた)だろう。通常はその地域ならではのデザインが用いられており、訪問先で注目して歩いて見ると楽しいものだ。
町田市にある芹ヶ谷公園には、ポケモンの人気キャラクターをテーマにしたマンホール「ポケふた」が設置された。2018年12月にスタートしたこのプロジェクトは、これまで北海道や宮城、香川、鹿児島など8道県で実施されてきたもの。都内に登場するのは今回が初めてで、公園内には合計6枚のポケふたが隠れている。
発見できるのは、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ、ナゾノクサ、ビードル、キャタピー、コラッタ、ポッポ、ニョロモの初代ポケモン9匹。全てを見つけるには、地図をヒントに、公園内を徹底的に探索する必要がある。今回設置されたポケふたは今後、スマートフォンアプリ「ポケモンGO」と連携する予定だという。全国に散らばった、そのほかのポケふたの在りかが知りたいという人は、こちらのマップをチェックしてみよう。
芹ヶ谷公園内には、ユニークなアート作品や子ども向けの遊び場、アートミュージアムなどの見どころもあり、家族連れにはぴったりの環境。町田を訪れた際は、ポケモンをゲットしながら散歩してみてほしい。
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