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日本のロボット開発技術やその情熱は世界的にも有名だが、コンビニエンスストアで働くロボットに出会える日は近いようだ。この夏、ファミリーマートは全体的な効率化と運営コスト削減を目的に、東京都内の一部の店舗に遠隔操作の「コンビニロボット」を導入すると発表した。ロボットを開発する企業、Telexistenceが設計、店舗の在庫管理などを担う予定だ。
一体どのような仕組みになっているのかが気になるところだが、ロボットは完全に自動化されるのではなく、別の場所にいる従業員がVR端末を使い遠隔操作するというもの。このシステムにより、従業員が遠くにいたり、出社できない場合でも画面を見ながら作業が可能になる。うまくいけば、より柔軟で効率の良い働き方ができるようになり、スタッフの数が限られている店舗の人員補充にもなるだろう。
ファミリーマートは今夏から、東京都内の店舗の一部で実証実験を行う予定だ。2022年までに少なくとも20店舗へのロボット導入を目指しているという。近い将来ロボットが、カップラーメンやフライドチキンに並ぶ日本のコンビニの顔になるかもしれない。
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