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日本はより多様な食生活に対応するよう、少しずつ変わってきたようだ。さまざまなビーガンや、ベジタリアンレストランの台頭により、日本企業は肉製品を使わないオーガニック料理の選択肢の必要性を認識し始めている。しかし、フライドチキンやアイスクリームであふれるコンビニエンスストアは、動物性食品を避ける人にとってはまだまだ行きづらい場所だ。
しかし、コンビニで無難に『塩むすび』を買っていたビーガンの人は、原材料名を辛抱強く隅々まで確認する必要はもうない。このほど、浅草に植物性の商品と料理を提供する「ビーガンコンビニ&ビーガンファミレス」のビーガンストアが、オープンしたからだ。
『ナッツミルク』(イメージ写真)
木製の入り口から店内に入ると、そこは肉や乳製品が販売されていない夢の場所。ビーガンに限らず、ナッツミルクや肉製品の使われていない弁当、乳製品が含まれないアイスクリームも販売している。
店内にはカジュアルなレストランも併設されており、オーガニックで無農薬の野菜を使用したビーガン料理とグルテンフリーのメニューを提供している。ビーガンチーズやグルテンフリーの麺類、パンなどは自家製で、料理の値段は500〜3,000円と手頃だ。
『ヴィーガンチーズ&グルテンフリーパン』(イメージ写真)
同店では宗教的な食事の理解を深めるため、マレーシア認証のハラール管理者でムスリム接遇主任講習も卒業した代表の鈴木をはじめ、浅草のヴィーガン専門カフェレストランのオーナーシェフで、ビーガンメニュー開発コンサルタントの須田このみがプロデュースに参加。世界から日本へ訪れる人へ文化の違いや、食の制限を超えて、全ての人が楽しく食事ができる環境を作りを目指す。
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