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この夏に行ける一番近い地中海は、何年も前からしまったままのビニールプールだと思っていたところ、スペイン、イタリア、ギリシャが、初夏に国境を再開する意向を表明したのだ。さらにうれしいことに、この流れに新しくトルコが加わることになった。
トルコの文化観光大臣メフメット・ヌリ・エルソイは、国内での観光を5月28日(木)に、さらに海外からの観光客の受け入れを6月15日(月)に再開する意向を表明した。大臣によると、海外からの観光客受け入れは段階的となり、初期では中国や韓国などアジア地域が受け入れ対象国に含まれる可能性が高いという。
ニューステレビ局、NTVに語ったインタビューでは、トルコの全てのホテル、リゾート施設で新しい衛生基準を設定することを表明。これにより、対象施設の入り口ではマスクと体温チェックが必須となり、ホテルでの豪華な朝食ビュッフェは中止になる。現地でのグループツアーの人数は厳しく制限されるため、参加したい場合は早めに予約するのが得策だろう。
ホテルでの体験が少し違っていたとしても、トルコの手つかずのビーチや高地でのトレイル、舌鼓を打つ料理のおいしさには何の変化もないはずだ。6月になったら、ビニールプールは忘れて、空港で一番に並ぼう。
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