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タイムアウト東京英語版、6月人気ヴェニューランキング発表。デジタルアート旋風起こる

テキスト:
Hiroyuki Sumi
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日本語と英語両方で東京の最新情報を紹介しているタイムアウト東京。定番の観光地や新着イベント、ニューオープン情報、映画レビュー、インタビューなど内容は多岐にわたる。この記事では、英語版ウェブサイトに掲載されているレストランやショップ、ホテル、公園などのヴェニューに焦点を絞り、2018年6月の人気記事を紹介。タイムアウト東京の外国人スタッフの解説とともに、上位20記事を見ていく。英語版の主な読者は外国人のため、ランキングは、東京を訪れる外国人がどこに注目しているかを示していると捉えていいだろう。6月は、トップ10に大きな変動があった。

以下が20〜11位。


10ヴェニューのうち実に8ヴェニューが順位を下げたが、唯一順位を上げたのが19位の国立西洋美術館。4月までは50位圏外、5月は39位だったがジャンプアップした。英語版の人気特集『Best art museums in Tokyo(東京、ベスト美術館)』と『Free museum days at Tokyo museums(東京、美術館の無料観覧日)』に掲載されたことも順位上昇の一因だ。
国立西洋美術館

続いて10〜1位。


これまで常に1、2位に入っていたロボットレストランが4位に後退。ちくちくカフェ初登場の原宿乃豆柴カフェが2、3位にそれぞれ入った。さらに吉祥寺の猫カフェてまりのおしろも初のトップ10入りで9位。アニマルカフェが3軒も入ったのは驚くべきことだ。原宿乃豆柴カフェについて、オランダ出身スタッフのカースティ・バアーズは「犬カフェは日本でも珍しい。さらに柴犬は海外ではあまり見かけない種類で、小さくて可愛い姿が外国人のハートをつかんだのでは」と話す。「原宿という立地の良さもいい」という。
原宿乃豆柴カフェ

トップ10で異彩を放つのが、5位のチームラボ プラネッツ TOKYOと、6位の森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボボーダレス。いずれもチームラボが手掛けるミュージアムで、バアーズは「館内すべてがデジタルアートに包まれているような、イマーシブ(没入型)の鑑賞施設はどこにもない。インスタ映えも必至」と魅力を語る。「デジタルアートミュージアム」というジャンルの施設は世界でもここだけなので、まだ行ったことがないという人は、チームラボボーダレスで行われたメディアツアーのレポート記事を読んでみてほしい。

※チームラボ プラネッツ TOKYOは201877日から2020年秋までの期間限定オープン

チームラボ プラネッツ TOKYO
森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボボーダレス

5月のランキングはこちら『タイムアウト東京英語版、5月人気ヴェニューランキング発表。あの動物に会えるカフェが人気

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