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新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐため、世界各地で実施されている「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の保持)」。外出時に他人と2メートルほどの距離をとる対策のことだが、実際はどのくらいの目安なのか分かりにくい面もある。デザインオフィス、NOSINER(ノーザイナー)がオープンしたパンデミック対策情報サイト「PANDAID」では、保つべき2メートルの間隔をユニークなイラストを用いて説明している。

デザイナーの太刀川英輔(たちかわ・えいすけ)が制作したこのポスターは、私たちにもなじみのあるマグロ(平均的なクロマグロは約2メートルほどの大きさ)や、畳で2メートルの間隔を視覚化したものだ。マグロのほかにも自転車や、道を渡るビートルズなどユーモアのあるイラストを取り入れている。
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また、距離を取らずに行動した場合、どのくらいの人に感染が広がるのかも分かりやすく解説。このコミカルなポスターは日本語版、英語版ともにダウンロードが可能だ。サイトは非営利で運営されており、手の洗い方から換気方法、感染症についての基礎知識などパンデミック対策の正しい情報を提供している。
タイムアウト東京では、同プロジェクトに賛同し、メディアパートナーとして引き続き情報を発信していく予定だ。
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