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銀座からほど近い八丁堀、宝町、新富町エリアは知る人ぞ知る名店が点在する美食ゾーン。そんなエリアに再オープンして美食家たちの心をときめかせているのが、「シックかもね?」といったニュアンスの店名を持つフランス料理、シック・プテートルだ。
元は2012年にオープンした同店は、その後2017年にイタリアンレストランとなり、この8月にオーナーソムリエの星壽仁(ほし・かずひと)により再度フレンチレストランへとシフトした。新たに参加したシェフは、前職のレストラン アジルでミシュラン一つ星を獲得した村島輝樹。
フランスへ渡った後、イタリアのフリウリにある一つ星店、ラ タヴェルナや恵比寿のモナリザなど数々の名店で経験を積み、台北のラトリエ ドゥ ジョエル ロブションでスーシェフを務めた経歴を誇る村島のこだわるのは、食材選び。自ら市場へ出向き、信頼できる生産者から届く旬の食材を吟味して調理する。
旬の味覚を最大限に引き出し、村島が自由にアレンジした一皿と、ソムリエ星の選んだワインとのペアリングがシック プテートルの最大の魅力。星ソムリエはエミリアロマーニャ州のワイナリーでも修業を積んだだけに、フレンチワインに限定せず、さまざまなワインとのペアリングを提案してくれるだろう。
ソーシャルディスタンスを考慮し、「全ての客席に目が届くように」と12席だけに限定したプチレストランならではの、きめ細やかなコミュニケーションも心地いい。ランチのコースは6,050円から、ディナーは1万4,520円から。遅めのディナーのショートコースなど状況に合わせ対応してくれるので、プライベートダイニングのような感覚で気軽に相談してみよう。
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