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サステナブルとパンダ? ユニークなラッピング列車が運行を開始

サステナブルをテーマにした新デザインの列車、7月23日から運行

Youka Nagase
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Youka Nagase
Former editorial assistant at Time Out Tokyo
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ジャイアントパンダで有名な和歌山県のアドベンチャーワールドの40周年を記念し、2017年に運行を開始したパンダくろしお SmileアドベンチャートレインJR西日本とのコラボレーションにより生まれたパンダモチーフのラッピング列車は、子どもから大人まで多くの世代に愛されている。現在は東海道本線、紀勢本線の京都駅から新宮駅間を毎日運行中だ。

Panda Kuroshio
Photo: AWS Co. Ltd.

2020年7月23日から人気のパンダ列車に新しい仲間が加わった。「サステナブル Smile トレイン」と名付けられたこの新列車は、国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)をテーマに、子どもたちのためにより良い世界を残すことの重要性を強調。車両前面のパンダと赤ちゃんパンダの顔が目印だ。

グリーン車と女性専用車を除く全ての座席に新しいパンダのヘッドカバーが付き、車内のデザインもさらにキュートにリニューアル。旅行の気分を盛り上げ、乗客を楽しませてくれるだろう。

各車両には「持続可能な開発目標」のうちの六つをピックアップした新デザインを採用。「健康と福祉」「ジェンダー平等」「クリーンなエネルギー」「格差のない社会」「海の中の豊かさと陸上の生活の保護」を目標に、人と動物と自然が豊かに暮らす世界を表現している。

Panda Kuroshio
Photo: AWS Co. Ltd.

列車は2023年冬まで東海道本線、紀勢本線運行で運行される。乗車料金は、一般の特急列車と変わらないので、関西に旅行する際は利用してみたい。

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