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東京には公共のゴミ箱がないことで有名だが、ほとんどの人が家までゴミを持って帰るおかげで、街には比較的ゴミが少ない。しかし原宿や表参道周辺は、人気のタピオカドリンクの店やテイクアウト店が原因で、ゴミ問題が深刻化している。昨年、タピオカドリンク専用のゴミ箱を設置する動きがあったのにもかかわらず、ほとんどのゴミ箱はゴミであふれている状態だ。
森永製菓、フォーステックは、原宿表参道欅会と協同で、表参道沿いの歩道に34台の新しいスマートゴミ箱『スマゴ』を設置した。
このゴミ箱は、ソーラーパネルで発電し、ゴミが80%たまると自動的に圧縮される。これは重要な機能で、通常の公共ゴミ箱の約6倍のゴミを収納できることを意味する。
ゴミ箱はインターネットに接続されており、リアルタイムで蓄積状況が報告される。ごみ収集をより安く、効率的に行われ、結果として二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすことが可能。ペダルを踏むとふたが開く非接触型なため、新型コロナウイルスの接触感染の心配はしなくて済む。
『スマゴ』のデザインは、森永製菓のマスコットキャラクター『キョロちゃん』。ゴミの分別とリサイクルの方法を教えてくれる。
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