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コーヒー味のコーラ? アメリカで2021年に発売へ

これまでにブラジルやイタリア、日本などで販売されていた『コカ・コーラ・ウィズ・コーヒー』とは

Anna Rahmanan
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Anna Rahmanan
Senior National News Editor
Coca-Cola With Coffee
Photograph: The Coca-Cola Company
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コーラとコーヒーが好きな人に朗報だ。コカ・コーラがこの二つの飲み物を組み合わせた新商品シリーズ、『コカ・コーラ・ウィズ・コーヒー(Coca-Cola With Coffee)』をアメリカでも2021年1月から発売することを発表した。新たな味を作り出すのに使われるのは、もちろんこれまで親しまれてきたコーラ、そして100%ブラジル産コーヒーだ。

フレーバーは、ダークブレンド、バニラ、キャラメルの3種がラインナップ。どのフレーバーでも12オンス缶で、69ミリグラムのカフェインが含まれる。ちなみに、ほかの製品のカフェイン含有量は、コカ・コーラが34ミリグラム、ダイエットコークが46ミリグラム。

コカ・コーラがコーヒー味のコーラを売り出すのはこれが初めてではない。2006年『コカ・コーラ・ブラック(Coca-Cola Blak)』という商品が発売されたが、あまり注目を浴びずにわずか2年で販売終了となった。興味深いことに『コカ・コーラ・ウィズ・コーヒー』はすでにブラジル、イタリア、日本、トルコを含む30以上の国で発売した実績を持つ。

アメリカ市場への投入決定は、明らかに現在の世界情勢に大きく関係している。コカ・コーラの炭酸飲料部門CMOであるハビアー・メザは、「新型コロナウイルスの世界的流行は、大きな賭けとなる商品を発売することで、立ち上げと検証、改善、そして拡大の作業をこれまで以上にきっちり行っていく必要性を加速させました。このシリーズをアメリカで展開できることにとても興奮しています。これは、ほかの国での発売があったからこそできたこと。各マーケットで学んだことをアメリカのマーケットでも生かしていきたいと思っています」と述べた。

言うまでもないが、早くこの商品を試したい。その準備はできている。

原文はこちら

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