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カリフォルニア州ヒールズバーグのホテル・トリオでは、ルームサービスロボットが活躍中だ。ソーシャルディスタンスのガイドラインを順守し、スタッフと宿泊客のやり取りを少なくすることに一役買っている。ロゼという名が付けられたこのロボットの役割は、オーダーされた食べ物や飲み物を客室へと配達すること。2018年に同ホテルが開業した当時から導入されているが、今ではすっかり、目新しいものから欠かせない存在になった。
ロゼは自律的に目的の部屋を見つけ、宿泊客が飲みたいワインを持ってきてくれる。そう、自分でエレベーターに乗り、廊下を「歩く」のだ。最も優れた点は何かというと、「配達中」というメッセージを表示させながら動いているところ。
このホテルはソノマのワイナリーに近い。その点を生かして、アメリカでも最高級のワインをオーダーして、ロゼに運んできてもらうのはどうだろう。
北カリフォルニアでは、ほかにもロボットをソーシャルディスタンス対策に活用している例がある。サウサリートのカーサ・マドローナ・ホテルでは、ドローンがシャンパンを部屋の窓まで届けてくれるのだ。今のカリフォルニアはかなりクールだと認めざるを得ないのかもしれない。
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