[title]
2020年6月11日、東京都は正式に休業要請緩和のロードマップのステップ3に移行した。ステップ3では、飲食店の営業時間延長や新型コロナウイルス感染症のクラスター発生歴がない施設の再開に加え、都内のカラオケが営業再開する。
政府がソーシャルディスタンシングなど「新しい生活様式」を推奨しているため、狭く混雑した部屋で知られるカラオケ施設も当然のことながら対応を迫られてきた。東京都以外では6月1日から一部のカラオケバーで営業を再開しているが、どこもさまざまな新型コロナウイルス感染症予防対策を整えての再開となった。
日本カラオケボックス協会連合会では、カラオケ施設管理、運営者と来場者双方に向けた一連のガイドラインを策定しているので、以下を把握しておきたい。
・カラオケルーム入室前に体温チェックを行う必要がある。
・キャッシュレスによる支払いを奨励。現金を利用する顧客のために、キャッシュトレイを定期的に消毒する。
・各室の入場定員は通常の定員の半分以下に制限され、部屋は換気が行われる。
・座席は再配置し、各座席間は1.5~2メートルの距離を保ち、全席がテレビ画面に面してゲストが互いに向かい合わないようにする。
・直接接触する機会を減らすため、飲食の注文はインターフォンを通じて行う。
・マスクの着用と消毒液の使用は必須だが、チェーン店によっては歌唱中はマスクを外しても良い。
これらは業界全体のガイドラインであり、チェーン店によっては具体的な細則が異なる場合もある。東京で新たに営業再開の動きが現れ始めたジムについても同様だ。カラオケ会社ビッグエコーでは自社安全対策ポリシーを具体的に説明した動画を共有しており、利用者に役立てている。全て日本語だが動画で示されているため、分かりやすい。カラオケチェーンのカラオケの鉄人でも同様の安全対策動画をこちらから視聴できる。
なお、東京などでの安全な移動には、こちらを参照してほしい。
関連記事
『1日250人程度の入国許可を検討、ベトナムやタイなど4カ国が対象に』