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外出する機会が減り、通勤せずにリモートワークに切り替わった今、運動不足に悩む人が増えた。それに伴うコロナ太りも深刻に。そこでオンラインで受けられるフィットネスのクラスを提案したい。対面式なので、正しい動きを学ぶことができ、ほかの参加者との一体感も励みになる。またスタジオまで行き来する必要がなく、どこのスタジオからでも、どこででも気軽に受けられるというメリットも。仕事中の気分転換にも最適だ。
ピラティス
世界陸上元日本代表のアスリートによるエクササイズ
指導するのはマラソンランナーの市河麻由美。実業団選手を引退後、ランニングアドバイザーとして各地で開催されるレースやイベントなどで活躍し、ランナーのためのピラティスレッスンを始めた。もともと第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリとして開発されたピラティスは、体幹を鍛え、バランスを整えるトレーニング。ランナーのパフォーマンスアップやけが防止にもつながるが、リモートワークで凝り固まった体をリセットできそうだ。1,100円で30分のクラスで、爽快な気分になれる。
ヨガ
50人近くの指導者が所属する京都のスタジオ
京都烏丸四条から徒歩1分のヨガスタジオ、テラス(Terasu)は50人近くの指導者がクラスを展開する人気スタジオだけあって、カリキュラムも多彩。男子限定、元ウエイトリフティング日本代表のAKIによる『POWER YOGA』、武道や波の動きを取り入れた『ODAKA YOGA』、スタイリッシュな選曲でダンサーが指導する『JAVAMUKTI YOGA』などユニークなクラスも。近くオンラインクラスが開始されるが、インスタグラムライブで30分の体験クラス動画を発信しているので、自分に合ったインストラクター、クラスを試してみるのいい。
パーソナルトレーニング
山岳系アクティビティからJリーガーやパラアスリートを担当するトレーナー陣
レベルや目的に応じたボディーメイキングを求めるなら、個別のパーソナルトレーニングが最適だ。グリーンフィールド立川では30分4,400円、60分8,800円でのオンライントレーニングを開始した。自身もトレイルランナーでもあり、山岳系アクティビティに強いトレーナー、一水孝志をはじめ、トレーニング初心者からトップアスリートまで、幅広い層のトレーナー陣が、マンツーマンで指導する。この機会に姿勢改善や身体の機能改善を目指してはどうだろう。
ランニング
ランニングフォームやセルフストレッチなど、走るコツを学ぶ
運動不足解消に始めたランニングが楽しくなり、いつかマラソンにも挑戦したいというのなら、マラソンの学校がおすすめだ。ランニングフォームやセルフストレッチから、栄養学などの座学もカバーした講座で、正しく走るコツを学べる。コーチは早稲田大学競走部で選手として箱根駅伝の出走し、主務としてマネージャーの経験もある大角重人。実業団陸上部のコーチを経て、プロのコーチとなり、アスリートからキッズまでさまざまな層にランニングを指導している。また個別のランニングフォーム指導やエクササイズメニューの作成もオンラインで実施。
ノルディックウォーキング
全身を使って歩くエクササイズ
スキーのストックのようなポールを使って歩くノルディックウォーキング。1930年代にフィンランドのクロスカントリー選手が取り入れたエクササイズ法で、通常の歩行より20%以上、エネルギー消費量が増えるといわれている。専用のポールを使うことで骨盤を意識し、全身を使って歩ける。イハナ(IHANA)ノルディックウォーキング主宰のインストラクター、黒木公美が動画を配信し、基本の動きをレクチャーする。ポールを購入、あるいは有料で、
テキスト:間庭典子
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