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ロンドンで思い出に残るワークショップに参加したい。そう思うのなら、陶磁器のペニスを作ってみるのはどうだろう。このユニークなワークショップを開催しているのは、エロティック陶芸作家のアデル・ブリッジスだ。彼女は、2017年から自身の制作活動の楽しさを伝えるため、カスタム ディルド制作のワークショップを始めた。
ハックニーにある彼女のスタジオへ行くと、いろいろな意味でプライベートな部屋の壁には、仮面を着けた女性の煽情的なスケッチがマスキングテープで貼られ、棚には派手で毒キノコのように美しいマーブル模様のアナルプラグが並んでいる。
ワークショップで実際に作成できるかわいらしいディルド
筆者がバナナケーキを頬張っている間に、ブリッジスは陶磁器性ディルドのデコレーション方法について説明してくれた。ディルドの内部は空洞になっている。そのため、温水や冷水を入れてコルクでふたをし、温冷プレイに使うことができる仕組みだ。
ディルドが手作業で型取りされる様子は、ペニスがレンガの間に挟まれてしまったかのように見える。「これは完成品よりも20%大きいの。終わった頃には縮むから」とブリッジス。まさに本物同様というわけだ
デコレーション作業は、まずアルコールでグリスを拭き取り、それから飾りとなる転写紙を選ぶ。 特殊なシールを水に浸し、陶磁器の上に乗せ、気泡を全て除いてから820度で焼く。 シールは、ビンテージプリントのかわいい動物や植物、ロープで縛られた手の絵、歌詞の一部などさまざま。
雄鶏のイラストを選んでみた。下手なジョークで突かれるのは私好みだからだ
ブリッジスはユーモアがあって魅力的、作業は心地よく瞑想のようだった。 完成した私のディルドは、彼女が高級ブティックCoco de Merで販売している150ポンドの商品にも引けを取らない素晴らしい出来栄えだ。
ワークショップは約4時間、費用は1人120ポンドからで、プロセッコ1杯とお茶、菓子が含まれている。グループへの参加かプライベートでの予約もできる。ディルドは窯で焼かれ、2週間以内に手に届く。詳細は公式サイトにて確認してほしい。
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