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アメリカのサンクスギビングデーで定番サイドディッシュは?

七面鳥に合わせるおかずやソース、州ごとに好み分かれる

Anna Rahmanan
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Anna Rahmanan
Senior National News Editor
Most popular Thanksgiving sides
Photograph: Zippia
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サンクスギビングデーがもうすぐだということが信じられるだろうか。この日が食べ物の日ではないのはもちろん分かっているが、多くの人が毎年、七面鳥はもちろん、マッシュポテトやキャセロール、バラエティー豊かなスタッフィングなどのサイドディッシュを楽しみにしている。

しかし、どんなサイドディッシュがいいかは、地域によって違う。キャリア情報サイトZippiaがGoogleトレンドをもとに、アメリカ各州で最も人気のあるサンクスギビングデーのサイドディッシュを分析した結果を見るとそれがよく分かる。

最も人気があったのはマッシュポテト。10州で1位だった。その次は、7州でトップだったマカロニアンドチーズ。アメリカ全体の傾向としては、多くの人が「炭水化物、チーズ、ポテト的なもの」が好きなようだ。47州でこれらに該当するサイドメニューが人気で、野菜を好んだのは3州だけだった。さらに、アラバマ州では「スタッフィング」のことを「ドレッシング」と呼んでいることが興味深かった。

上に掲載した図は分析結果を色分けした地図だ。州ごとの内訳は以下の通り。結果を眺めていると、なんだか急に腹が減ってこないだろうか。

アラバマ:ドレッシング(スタッフィング)
アラスカ:ハッシュブラウンのキャセロール
​アリゾナ:インゲンのキャセロール
​アーカンソー:ホワイトグレービー
​カリフォルニア:マッシュポテト
​コロラド:マッシュポテト
​コネチカット:マッシュポテト
​デラウェア:マカロニアンドチーズ
コロンビア特別区:マカロニアンドチーズ
​フロリダ:サツマイモのキャセロール
​グルジア:マカロニアンドチーズ
​ハワイ:ターキーグレービー
​アイダホ:インゲンのキャセロール
​イリノイ:マッシュポテト
​インディアナ:デビルドエッグ
​アイオワ:コーン
​カンザス:クリームコーン
​ケンタッキー:ブロッコリーのキャセロール
​ルイジアナ:コーンブレッドのドレッシング(スタッフィング)
​メイン:サイドサラダ
​メリーランド:マカロニアンドチーズ
​マサチューセッツ:スタッフィング
​ミシガン:インゲンのキャセロール
​ミネソタ:マッシュポテト
​ミシシッピ:ベイクドポテト
ミズーリ:ロールパン
​モンタナ:マッシュポテト
​ネブラスカ:インゲンのキャセロール
​ネバダ:マッシュポテト
​ニューハンプシャー:クランベリーソース
​ニュージャージー:スタッフィング
​ニューメキシコ:インゲンのキャセロール
​ニューヨーク:スタッフィング
​ノースカロライナ:マカロニアンドチーズ
​ノースダコタ:マッシュポテト
​オハイオ:インゲンのキャセロール
​オクラホマ:ロールパン
​オレゴン:ビスケット
​ペンシルベニア:スタッフィング
​ロードアイランド:スタッフィング
​サウスカロライナ:マカロニアンドチーズ
​サウスダコタ:クレセントロー
​テネシー:サツマイモのキャセロール
​テキサス:インゲンのキャセロール
​ユタ:ロールパン
​バーモント:スタッフィング
​バージニア:マカロニアンドチーズ
​ワシントン:マッシュポテト
​ウェストバージニア:ロールパン
​ウィスコンシン:マッシュポテト
​ワイオミング:ブラウングレービー 

原文はこちら

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