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ビーガニズムは明らかに定着した。ビーガン料理だけを提供するレストランが台頭しているのに加え、肉や魚メニューも提供しながら、植物由来の食材を使ったメニューをいちおしにしているレストランも増えている。既にビーガン食は本質的に、アメリカ人にとっての美食の一部になっているのだろう。
広いアメリカのなかで、ビーガンのニーズに最も敏感なのはどの都市だろうか? スポーツ栄養ブランド、マイプロテインが新しい調査でそれらを明らかにした。
同調査が分析したのは、トリップアドバイザーのデータ。アメリカ各州の人口が多い都市を選び、ビーガン向けにテイクアウトとデリバリーサービスを行っている店が最も多いのはどこなのかを調べた。世界的な新型コロナウイルスの大流行で、可能な限り家にいて、食事もテイクアウトなどを活用するニーズが高いことを反映した調査となった。
調査結果は以下の通り。驚くことではないが、リストのトップに入ったのはニューヨーク。現在、テイクアウトを提供しているビーガン向けレストランは527軒あり、その数は同市のテイクアウト可能な全レストランの40%に上る。
ニューヨークの後に続き、トップ5に入っているのが、アトランタ、シアトル、シカゴ、ポートランド。これらの都市では、テイクアウト可能な全レストランのうち、30%がビーガン向けメニューを提供している。
1. ニューヨーク(ニューヨーク州)
2. アトランタ(ジョージア州)
3. シアトル(ワシントン州)
4. シカゴ(イリノイ州)
5. ポートランド(オレゴン州)
6. ボストン(マサチューセッツ州)
7. フィラデルフィア(ペンシルバニア州)
8. ラスベガス(ネバダ州)
9. ロサンゼルス(カリフォルニア州)
10. デンバー (コロラド州)
2021年の抱負として、植物由来の食事を考えてみてはどうだろうか。その手助けをしてくれる店が増えていることは明らかなようだ。
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