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EUはこの1カ月、電光石火の勢いで加盟国が国境開放を行ってる。しかし、全ての国の人が歓迎されるというわけではない。
2020年6月15日、EUはまず域内の移動規制を撤廃した。詳細は未定だが、7月1日(水)からEU域外からの入国も受け入れることが検討されている。しかし受け入れ対象国になるのは、安全だと思われる国のみだ。例えば、アメリカは10万人つき平均345人の感染者が発生しているため、7月1日の段階でこの対象には含まれる可能性は低く、許可されるのは夏の終わりごろの見込みだ。
欧州委員会が発表したガイドラインは、「制限解除は、加盟国が共同で選定した国について、基本的な原則と客観的な判断基準に照らし合わせ、さらにECDCやWHOなどの関連情報源からのデータも考慮した上で行われるべきである。判断基準には、感染の状態、渡航時における拡散防止、相互の行き来の可能性などがある」と示している。
ギリシャやポルトガルのように、ほかのEU諸国よりも早くアメリカからの渡航受け入れが再開される国もあるが、制限が解除されてない国への移動はできない。もし、アメリカの友人とバカンスに行くなら、すでにアメリカからの観光客を歓迎することを表明している、アメリカ領バージン諸島、セントルシア、アンティグアのような島々があるカリブ海を目的地として検討するのがいいのかもしれない。
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