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世界中のレストランを対象に、1000人を超す美食評論家やシェフが協議、投票を行い、年間のベストリストを発表するアワード「World’s 50 Best Restaurants」が、アジアを対象にした「Asia's 50 Best Restaurants 2019」のランキングを発表した。国内からは12店が受賞し、うち10店が東京のレストランという結果になり、世界有数の美食都市としての東京の実力を証明した。
最高位の3位につけた傳(でん)は、昨年の「World's 50 Best Restaurants」でも17位に入っていた名店。今回は『Chef's Choice Award 2019』も同時に受賞している。傳についてアワード側は、「長谷川在佑シェフとそのチームは、すべての客が笑顔で帰ることを保証する、類いまれなる技能を持っている」と評している。
5位のフロリレージュは、シェフの川手寛康が腕をふるう、外苑前のフレンチ。昨年の「World's 50 Best Restaurants」で22位だったナリサワは、は8位にランクイン。9位の龍吟は「American Express Icon Award」も同時受賞し、「日本料理における正真正銘のアイコン」と評された。
龍吟
東京の受賞店の全リストは以下の通り。
傳(3位)
フロリレージュ(5位)
ナリサワ(7位)
龍吟(8位)
イル・リストランテ ルカ・ファンティン(18位)
茶禅華(23位)
鮨 さいとう(25位)
レフェルヴェソンス (26位)
カンテサンス(45位)
SUGALABO(47位)
なお、東京以外の都市では、大阪のラ シームが14位に、福岡のラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウが24位にランクインしている。
アジアのトップ10は以下の通りだ。
Odette(シンガポール)
GAGGAN(バンコク、タイ)
傳(東京、日本)
Sühring(バンコク、タイ)
フロリレージュ(東京、日本)
Ultraviolet by Paul Pairet(上海、中国)
MUME(台北、台湾)
ナリサワ(東京、日本)
龍吟(東京)
Burnt Ends(シンガポール)