アメリカの奇妙なテーマレストラン

アラウンド・ザ・ワールド 珍スポ編10選

アメリカやロンドン、シンガポールの奇妙なテーマのレストラン、博物館などを紹介

Mari Hiratsuka
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ロンドン:奇想天外な展示品

ザ・ヴィクトー・ワインド・ミュージアム・オブ・キューリオシティ・ファイン・アート・アンド・ナチュラル・ヒストリー

ここで何を鑑賞しても意味を求めてはいけない。その代わり、奇妙極まりない奇想天外な展示品を、ただただ口を開けながら鑑賞してほしい。中にはハッピー・セットのおもちゃや有名人のう◯ちの模型も展示されている。定期的に開催される動物ナイトではトカゲやタランチュラのような興味深い生き物に触れることができる。この文章をここまで読んでしまったら、「こんな変なものを見せられる場所だとは思ってなかった」だなんて、もう言えないだろう。

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ロンドン:ビクトリア時代の工学の偉業

ブルネル・ミュージアム

およそ200年前、イザムバード・キングダム・ブルネルはテムズ川のトンネル工事に着工した。1843年に開通し、初日に50,000人もの観衆を集め、それ以来、変わらぬ人気の観光地である。川のロザーハイズ側にあるブルネル・ミュージアムでは、ビクトリア時代における工学の壮大な偉業を探究することができる。皮肉なことに現在、トンネルは地上を走る鉄道「オーバーグラウンド」に使われている。ガイドツアーでは巨大な入口の空間を見学でき、時にはライブや映画上映会も開催されている。

Brunel Museum

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ロンドン:古代エジプトのおもちゃのネズミまで?

ポロック玩具博物館

フィッツロビアに昔のままの姿で残る2棟のタウンハウスでは世界の遊びに捧げる、風変りなコレクションを鑑賞することができる。バービーやケンの人形ばかりじゃない。ボードゲーム、ビー玉、パペット、蝋人形、ドールハウスのような、正直ぞっとしてしまう展示品が揃っている。世界最古のテディベアとナイル粘土で作られた古代エジプトのおもちゃのネズミもある。

ロンドン:架空の家族の生活

デニス・シヴァーズ・ハウス

厳密には博物館ではなく、エキセントリックなアメリカ人、デニス・シヴァーズが架空の家族の生活を臨場感たっぷりに展示している施設だ。スピタルフィールズにあるユグノーのシルク商人という設定のようだ。確かに歴史的事実は多少あやふやかもしれないけど、キッチン・テーブルに残された果物に至るまで展示されているような10の部屋は、心を揺さぶる旅へと誘ってくれる。

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フロリダ州フォートローダーデール:ティキをテーマにしたバー

マイカイ

マイアミから北に45分に位置するフォートローダーデールにある、ティキをテーマにしたバー。ティキの店と言えば、サンフランシスコにあるトンガ・ルームが有名だが、マイカイも間違いなく健闘している。複雑な作りの茅葺屋根のダイニングルームで、毎晩ショーが行われる。ダンサーは草で作られた腰蓑以外、ほとんど何も身にまとっていない。クラシックなププの盛り合わせと冷えたタヒチアンブリーズがおすすめだ。

Mai Kai | Restaurants in Fort Lauderdale

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テキサス州サンアントニオ:ポリネシア装飾

マジック・タイム・マシン

ブルックリンにあるティキの魅力に魅せられたバー。竹をふんだんに使った空間で、傘や花で飾られた長細いグラスのカクテルを提供している。これらはアルコール度数は高いが甘い。いくつもあるフルーティーなカクテルの中で、バカルディ151と数種類のフルーツジュースを無謀にも混ぜた、4人分のスコーピオンボウルが一番人気だ。セラミックのお面やトーテムなどのポリネシア装飾も見逃さないように。風が吹き抜ける裏庭も心地良い。

Magic Time Machine

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テキサス州カレッジステーション:コインランドリーで高級ハンバーガー

ハービーズ・ウォシュバンガーズ

こんな店があるのはテキサスだけだ。常に混雑したこの店には最新式のセルフサービス式コインランドリーと高級ハンバーガー屋にクラフトビールバーが混在している。洗濯物を80台ある洗濯室に運んで、最新式の洗濯機に投げ入れたら、隣のダイニングルームに移動する。電光掲示が洗濯物を乾燥機に移すタイミングを知らせてくれる。それまでは、大ぶりでジューシーなハンバーガーを堪能しよう。アンドゥイユ・ソーセージとアンガス牛のパティと、ペッパージャックとザリガニのフライが挟まれたケイジャン・バーガーがおすすめだ。地元産のビールと一緒に食べよう。

Harvey Washbangers - Harvey Washbangers

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シンガポール:機内食は寿司にする

スシ・エアウェイズ

おっと。別に新しい格安航空会社ができたわけではない。ここは、機内食を食べている雰囲気で、寿司を味わうことができる奇妙な店だ。入口のメタリックな階段は、飛行機のタラップを思わせる。レトロでクロームメッキが印象的な店内では、食事は本物のミールカートで運ばれ、頭上には飛行機と同じような荷物棚があり、ウェイトレスは客室乗務員の格好をしている。寿司ネタには、数日おきに日本から空輸される新鮮な食材が使われている。上盛り合わせ(38SGドル/約3,135円)、カニ・メンタイ・チーズ・マキ(30SGドル/約2.475円)、ハマチのカマ(15SGドル〜20SGドル/約1,240円〜約1650円)がおすすめだ。

Sushi Airways | Restaurants in Rochor, Singapore

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シンガポール:食事と観劇の融合

アンドソーフォース

今まで得られなかったであろう食事体験を楽しめる、ポップアップレストラン。アンドソーフォースで楽しめるのは、食事と観劇を融合させた、どっぷり入り込めるタイプの演劇体験だ。参加するものを虜にする物語と謎、そして驚きが散りばめられている。アンドソーフォースを体験するには、オンラインの予約が必要。あとは、参加する当日に、集合場所の情報といくつかのヒントが届くのを待つだけだ。客に、ほかには何も知らされない。食事を体験したあと、参加者は共謀者となって、秘密を守る運命を負うことになる。そのため、秘密を漏らすことができなくなる。

シンガポール:蒸気船で食事

スチュワーズ・リヴァーボート

この船は、1800年代のミシシッピ川の蒸気船を再現したものだ。3階建てで、モーターは付いていない。つまり、どこかに行ってしまうことはない。シンガポールの喧騒から逃れるために、この船で食事をするといいだろう。中には、サンタフェ・テックスメックス・グリルと、ウッド・アンド・スティール・ガストロバーが入っている。船から見る海の眺めはとても絵になる。もし、天気が許せば、パブ風の料理をオーダーして、ルーフトップ・デッキで食べるのがおすすめだ。爽やかな海風を浴びながら料理を楽しめるだろう。

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