ダンスシーンにおいて孤高の魅力を発し続ける勅使川原三郎(てしがわら・さぶろう)が率いるKARASによるダンス公演。しばしば文学作品をモチーフにした振付けに取り組んでいる勅使川原だが、なかでも特筆すべき関係を結んできたブルーノ・シュルツ(Bruno Schulz)作品が、今回も両国のシアターX(カイ)にて上演される。戦間期ポーランドを代表する作家のシュルツは、ガラス板と印画紙を使う版画技法「クリシェヴェール」を用いた作品制作でも知られ、その小説同様、緻密さと曖昧さが同居する幻惑的なイメージを生み出している。シアターXでは、以前にも同作を上演している勅使川原だが、今回のアプローチにも期待を寄せたい。
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- イベントのウェブサイト
- www.theaterx.jp/19/190502-190506t.php
- 住所
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