※6月24日オープン
北千住の先、荒川に架かる西新井橋のたもとにある「生きるための道具」と書籍を扱う店。ペインター、ウェブデザイナーである伊藤眸と、インテリア分野で活躍するデザイナーの柴山修平の2人による「ツェルト(Zelt)」というデザイン会社事務所の1階が店舗だ。
店内は2人でリノベーションを実施。天井は梁(はり)がむき出し、土間を生かした空間に什器(じゅうき)や商品がセンス良く並んでいる。床のタイルは特にこだわったと伊藤は語る。
書籍のラインアップは「ちょっとした暮らしの知恵を、本やもので伝えることができたら」という思いから、自然科学、美術、芸術、日記、記録、アーカイブ、実用書、国内外のインディペンデントマガジン、ZINEなどを古書、新刊書問わず幅広く揃える。知っておくと生きるのが楽しくなるアイテムばかりだ。
雑貨は、クルミの皮やアケビのツタを編んで作られた籠など、クラフトマンシップあふれる品が並ぶ。柴山が展開している、手仕事にこだわった「山の形」というプロダクトレーベルでのつながりから、同店に並ぶ良質な作品への縁になっているそうだ。
不定休なので、訪れる際は公式Instagramでチェックしてほしい。