コレド室町の地下1階、三越前駅の地下通路に面した場所に構える書店。「精神の散歩道」をテーマに掲げ、雑誌からハードカバー、学術系の文庫まで幅広いラインナップをそろえる。
店名のロゴは岡本太郎が制作したもので、レジ奥にはその原画が飾られている。もとは日本橋三越本店の向かいで営業していたが、2010年に現地へ移転。天井高があり、開放的な図書館を思わせる現店舗の内装は、九州新幹線つばめなど、数多くの鉄道デザインで知られるインダストリアルデザイナー、水戸岡鋭治が手がけた。抽象的なイメージが並ぶブックカバーも、リニューアルに伴い水戸岡が制作したもの。岡本太郎による店名ロゴもあしらわれており、いわば2人の巨匠のコラボレーションデザインとなっている。
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