神保町と吉祥寺に店舗を構える、国内最大級のボードゲーム・カードゲーム専門店の「すごろくや」。600種類以上のボードゲームが店頭に並び、ドイツ製のゲームも充実している。その多くが日本向けにローカライズされており、言語の壁を感じることなく楽しめるのがうれしい。
世界中で製造されているボードゲームの中でも、運の要素がほどよく加わっていて、初心者でも遊びやすいものが多いのは、ボードゲーム大国とも呼ばれるドイツならではなのかもしれない。また、パッケージに会社名だけでなく、ボードゲームデザイナーの名前が記載されているのもユニークで、ボードゲームが娯楽以上の社会的地位を確立していることがうかがえる。
店内には、ドイツのトップ玩具メーカー「HABA」や「Ravensburger」などの商品が豊富に揃う。定番の「ラビリンス」や、ドイツで選定されるボードゲームの最も権威ある賞「Spiel des Jahres」キッズ部門大賞を2018年に受賞した「きらめく財宝」など、幅広いラインアップが魅力だ。