マリトッツォの次にブームが来ると、トレンドに敏感な人たちの間で注目を集めているボンボローニ。砂糖をまぶした揚げパンの中にクリームが詰まったイタリアの郷土菓子だ。
イタリアパン専門店の「パニフィーチョ ヴィヴィアーニ(PANIFICIO VIVIANI)」では、本場顔負けのボンボローニが購入できる。同店は神泉の人気イタリアン「オルランド(Orlando)」の姉妹店として、2021年9月にオープン。店主の小串貴昌シェフ監修のもと、料理に合うイタリアパンを中心に、郷土菓子や現地の食材などを販売している。
ボンボローニはカスタードクリームを詰めた「クレマ」と、チョコレートクリームを詰めた「チョコラート」(440円、税込み)の2種類を用意。生地は、ふっくらと仕上がるよう二次発酵までさせた後、1つずつ油で揚げていく。カスタードクリームにはレモンピールやバニラビーンズなどを加え、本場に近い味わいを再現。その見た目とは裏腹に、軽く食べやすい口当たりで、2種類ともぺろりと食べてしまう人も多いようだ。