※2024年12月12日オープン
秋葉原の御徒町高架下にある複合施設「シークベース(SEEKBASE)」に木内酒造のフラッグシップショップ「木内酒造 トーキョー(TOKYO)」がオープンした。
木内酒造は、創業1823年、茨城県那珂市に本社を持つ老舗酒造である。祖業である日本酒をはじめ「常陸野ネストビール」や「日の丸ウイスキー」など、世界的にも人気のブランドを数多く生み出している。
店内は、酒造りで使用された酒樽(さかだる)が並ぶ和モダンな空間だ。カウンターでは、日本酒や日の丸ウイスキー、日の丸ジンなどがグラス一杯から気軽に楽しめる。
ウイスキーは、定番から貴重なカスクまで幅広くラインアップ。さくら樽熟成原酒を用いたジャパニーズモルトウイスキー「Sakura Ra」や、バーボン・シェリー・ワイン・ラムと4つの異なる樽に詰め、熟成させてブレンドした新商品「2025 Editon」など、ユニークな商品も多い。
併設しているショップでは各種酒類のほか、オリジナルグッズや、自社のハム工房で製造した「常陸野ポーク」の生ハムやソーセージも販売する。
常陸野ポークは、日の丸ウイスキーの製造過程で出る麦芽粕を取り入れた飼料で飼育されており、しつこさのない上品な脂身が特徴だ。同店のバーでも味わえるので、ウイスキーなどと併せて楽しんでみては。
また、シークベース内には、同社のブルワリーバー「常陸野ブルーイング 東京蒸溜所」もある。ドラフトビールが飲みたい場合はこちらに移動しての「はしご酒」もおすすめだ。
さらに秋葉原は、那珂市・石岡市にある自社の蒸留・醸造拠点を巡る日帰りバスツアーの拠点でもある。ビールの注ぎ口(タップ)付きのバーカウンターを設置したバスで蒸溜所を巡る、という酒飲みの夢ともいえるツアーを実施中だ。