1907年、刀鍛冶師がこの場所に店を構え、時代を経て、包丁などの生活道具を広く扱うようになった「伊勢菊一」。店内には鍛造技術が光る和包丁やはさみ、爪切りなどの職人の手仕事による刃物がずらりと並ぶ。
店内では「神話占合」(100円)を体験することも可能。神話占合とは、店内にある大きな丸太から木の枝を1本引き出し、今の自分に必要な神話の1シーンを知るというおみくじのようなものだ。神話から教訓を読み取り、今の自分の生き方や未来につなげていくというのもいいだろう。
店内には神宮関連の書物や参宮の記念品、「伊勢根付」をはじめとする工芸品、勾玉のアイテムなどもあり、土産物を探すにも最適。向かいにある「外宮参道ギャラリー」も「伊勢菊一」が運営するスポットなので、ぜひ併せて訪れてみてほしい。