※2016年5月3日オープン
成蹊大学近くにある可愛らしい小さな菓子屋。種類豊富なジャムも、フィナンシェやマドレーヌ、クッキーなどの焼き菓子も、店に並ぶのものはすべて、店主の濱崎によって丁寧に作られたものだ。ジャム好きであれば、充実した自家製ジャムの数々に心を躍らせることと思うが、ジャムのなかでも濱崎自身も好きだというマーマレードには特に力を入れている。バランスが良い甘夏のマーマレードや変わり種のレモンのマーマレードなど、なんとマーマレードだけで常時6種類ほどの種類が用意されているのだ(時期によって種類の数が変動する場合もあり)。柚子や青みかんなど、その時期の旬の柑橘類が使用されるので時期によってマーマレードになる果実も変わるが、いずれの柑橘類も彼女の出身地である静岡県のものが用いられている。そのほかのジャムも同様に、苺やパッションフルーツ、キウイなど、その時期にベストな果実が使用されているので、ジャムを通して季節を味わうことができるのも嬉しい限りである。ほかにも「子どもが100円握りしめてお菓子を買いに来るのってなんか良いですよね」との想いから、店内には子どもでも気軽に店を訪ねられるようにと100円で購入できるクッキーもいくつか用意されている。吉祥寺駅から少し距離はあるが、散歩がてらぜひhamayaに足を運んでみてほしい。