地上5階と地下3階のパブリックスペースから成る、上にも下にも延びる公園。テナントなどの常設店舗は設けず、定期的に芸術や文化イベントが開催される。工事中にも、建物を特別に開放して展覧会なども実施してきた。
地下3階には、食のアクティビティ「カジュアルダイニング」のフロアがあり、地上の吹き抜け空間など随所にある「余白」のスペースは、人々が自由に散策したり休憩したりすることができる場だ。
1966年に建設された「ソニービル」が、2018年に「銀座 ソニー パーク(Ginza Sony Park)」としてビルの解体途中(2018年8月~2021年9月)を公園にするというユニークな形式を採用。地下に吹き抜けがあるオープンな垂直立体公園へとその姿を変貌させた。生まれ変わった「都会の公園」にぜひ足を運んでみては。