「アベショーセカンド(ABEsho 2nd)」は2005年にアパートの一室で開業し、2018年に現在の場所へ移った、下北沢を代表する古着屋の一つだ。「雨の日でもわざわざ足を運んでもらえる店にしたかった」と、あえて奥まった場所に越す心意気には頭が下がる。
店内には「ラルフローレン」の半袖シャツやデニムが並ぶが、注目してほしいのは、シルバーブレスレットやカレッジリング、ピンバッジ、ワッペン、アイウエアなどの雑貨。隙間なく陳列されており、見ているだけで胸が弾む。商品構成はメンズ80%、ユニセックス20%、近年はキッズアイテムも展開している。
今後は時計やカレンダーといったアイテムを増やし、「アナログなものを思い出してもらえる場所にしたい」とオーナーの阿部裕亮は語る。オンラインストアを持たず、徹底した対面販売にこだわるスタンスも好きな人にはたまらないだろう。