日本橋近くに構える老舗和菓子屋。創業は、江戸時代後期の1857年。かつて『梅ぼ志飴』に代表される『榮太樓飴』は、京都の芸妓への江戸土産としても流行したという。
現代においても、初代榮太樓のころより変わらず愛される『甘名納豆』や、きんつば、あんみつなど、贈答品としても最適な和菓子を揃える。2007年より新ブランド『あめやえいたろう』を展開。和菓子とは思えないその独創的なデザインで話題を集めている。秘蔵の茶道具を展示するギャラリーや喫茶室を併設しており、伝統だけでなく革新をもあわせ持つ江戸菓子の文化を味わうことができる。