ファストファッションの台頭が著しいここ最近だが、その裏で、ハンドメイドの人気も依然として根強い。近年、問屋街として知られる馬喰町には、選りすぐりの毛糸やボタンを揃えた専門店がオープンし、自由が丘では、インポートのテキスタイルやアンティークレースを集めた手芸屋が賑わいを見せている。自分の気に入ったパーツを組み合わせて作ったアクセサリーやウェアには、既製品にはない"味"と、手作りする楽しさがある。しばらく手芸はご無沙汰という人は、オーナーこだわりの品々が並ぶショップを覗いてみて欲しい。きっと、手づくりへの興味が再熱するはず。そして、クラフト初心者が先ず知るべき、東京都内の大型手芸店も合わせて紹介していこう。
他にはないインテリア用品や雑貨、絵本、そしてクラフト商品などが並ぶギャラリーショップ。ヘルシンキに暮らすテキスタイル・アーティスト、オウティから届いた、12色のジャガード織りリボンはここにしか置いていないレアもの。色とりどりのリボンには、1月~12月それぞれの月をモチーフにした伝統料理のレシピが、フィンランドで書かれている。海外アーティストの商品を眺めながら、ボタンやリボンを選ぶのも楽しいだろう。プレゼントにも自分用にも、楽しいアイデアに富んだクラフトを、是非チェックしてみて欲しい。
「ヴィクトリアンスタイル」をテーマに、イギリスを中心に、オーナー自らが年に2回買い付けを行っている。アンティークおよびデッドストックの針、レース、リボン等などが取り揃えられている。レアなアンティークのピンクッションや、1800年代に作られたかなり古いアイテムも数多く並んでいる。ヴィクトリアン調のリーズナブルなハサミは種類も豊富で、店でも特に人気が高いそう。バスケットタイプの手芸用ケースなど、ちょっとした小物も見ていて楽しい。
Discover Time Out original video