1923年(大正12年)創業の老舗のせんべいメーカー。本店は東武東上線の上板橋駅から徒歩10分の場所にあるが、全国の百貨店にもたくさんの支店を展開し、長年のファンは多い。
商品はせんべいに特化しているが、農林水産大臣賞を受賞した『中央軒おかき』をはじめ、モンドセレクションの最高金賞を毎年受賞中の『花色しおん』『福あつめ』ほか、ラインナップは豊富だ。
また、せんべい=シニアが食べるもの、というイメージがあるが、ピンクのパッケージがかわいい『きりのさか 玄米ちっぷす』シリーズは20代の若い女性に大人気。『スイートコーン』『トマト&ビネガー』『玉ねぎ』などフレーバーも斬新で、SNSにも投稿が多数アップされている。
2019年発売の、ビスコッティを玄米で再現したおかき『リゾコッティ』はワインやコーヒーにも合うせんべいで、米の香ばしい香りとガリっとした硬めの食感がハマる。
新しい感覚のつまみやおやつとして、ホームパーティーやオンライン飲み会で楽しんでみては。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)