ART IN THE PARK(工事中)
2025年1月のグランドオープンに向けて工事中の「銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)」。建物を特別に開放し、縁の深いアーティスト3人を迎えて展覧会を開催している。
参加アーティストは、水墨画的な筆のタッチでグラフィティを彷彿(ほうふつ)とさせる絵画を描くSHUN SUDOと、その場に流れる空気まで絵で表現する山口幸士、日常生活の違和を強調して新たな視点を提示する玉山拓郎の3人だ。
4階には、山口によって朝と夜とで描き分けられた花畑の風景など、大きな油絵12枚が並ぶ。 穏やかな風を感じさせるその作品群が空間を彩る。
3階では、SHUN SUDOのアイコンである「BUTTON FLOWER」を描いた絵画24点と彫刻1点を展示。BUTTON FLOWERは、花の中心部をボタンの形で表現した独創的なモチーフで、愛と平和の象徴として描かれている。
地上2階から地下2階にかけては、玉山のサイトスペシフィックなインスタレーション作品が、建物全体を貫くように設置されている。玉山は銀座ソニーパークを一つの生命体と捉え、それを貫くネオン管は血脈として息吹をもたらす存在として作品を制作した。
来場は事前予約制で、公式ウェブサイトから予約できる。グランドオープンまで、さまざまなイベントが予定されている銀座ソニーパークから目が離せない。
※12〜20時(土・日曜は11〜19時)/入場は無料