1. 吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる
    画像提供:神奈川県立近代美術館 葉山 吉田克朗 1989年(撮影:馬場直樹) ©The Estate of Katsuro Yoshida / Courtesy of Yumiko Chiba Associates
  2. 吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる
    画像提供:神奈川県立近代美術館 葉山吉田克朗《触 "体-190 A & B"》1992年 油彩、アクリル、黒鉛、マットメディウム、カンヴァス 神奈川県立近代美術館 ©The Estate of Katsuro Yoshida / Courtesy of Yumiko Chiba Associates

吉田克朗展 ものに、風景に、世界に触れる

  • アート
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タイムアウトレビュー

武蔵野美術大学の教授だった美術家、吉田克朗の全貌に迫る初めての回顧展が「神奈川県立近代美術館 葉山」で開催。約170点の作品や資料と、全5章の構成で吉田の制作の軌跡をたどる。

吉田は多摩美術大学で斎藤義重に学び、1969年から「もの派」の中心作家として、初期作品の「Cut-off」シリーズをはじめとする物性の強い立体作品を制作。1970年代からはもの派を離れ、転写などの実験的な手法を試みる絵画表現を模索していた。

本展では、作品プランやコンセプトをつづった制作ノートなどの資料とともに、吉田のもの派時代を再検証する。これまでほとんど紹介されることのなかった作品や、さらに油彩から版画作品までを網羅するとともに、重要なドローイング作品も取り上げる。

時代の先駆け的美術家の作品を鑑賞しに出かけてみては。

※9時30分~17時(入場は閉場の30分前まで)/定休日は月曜/料金は1,200円、20歳未満・学生1,050円、65歳以上600円、高校生100円、中学生以下無料

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