「現“在”美術家」の宇川直宏が主宰するライブストリーミングチャンネル「DOMMUNE(ドミューン)」の歴史を振り返り、再構築する展示が「練馬区美術館」で開催。2010年に開局したDOMMUNEの13年間にわたる膨大な番組アーカイブを紹介し、それらの映像を素材に、絵画や立体作品などほかのメディアに「拡張・変換・創造」した、「描く」という行為のアップデートを図る。
本展ではプロジェクトの一環として、真鍋大度率いるライゾマティクス(Rhizomatiks)とコラボレーションしたオリジナルモデルの生成系人工知能(AI)を創生中。ブロックチェーンやスマートコントラクトによる所有や販売などのプロセスを独自考察し、絵画と同時にNFT作品の制作も行う。会期中には美術館を舞台にライブストリーミングも実施予定だ。