1. Tokyo Metropolitan Teien Art Museum - PR shot
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東京都庭園美術館

  • アート
  • 白金台
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タイムアウトレビュー

1933年に建てられたこのアールデコ様式の邸宅は、かつては朝香宮殿下と、その后(きさき)であり明治天皇の第八皇女である允子内親王の住居だった。夫妻は、1920年代のパリでアールデコと呼ばれる装飾様式に触れ、帰国後に朝香宮邸を建てた。

大広間や大食堂など、主要な部屋の内装はアンリ・ラパンの手によるもので、玄関のガラスレリーフ扉などはルネ・ラリックのデザイン。建築そのものは宮内省内匠寮の技師である権藤要吉が担当、設計した。館内で行われる展覧会では、作品だけでなく、それらと室内空間の調和を楽しむことができる。

2014年11月に改築された新館には、ホワイトキューブの展示空間が備わり、映像や音楽、パフォーミングアーツなど、より多様で分野横断的な表現の舞台となった。オリジナルグッズを提供するミュージアムショップやカフェも併設されている。

詳細

住所
東京都港区白金台5-21-9
Tokyo
アクセス
JR山手線『目黒』駅(東口)徒歩7分/東京メトロ南北線・都営三田線『白金台』駅(出口1)徒歩6分
営業時間
10時00分〜18時00分(入館は閉館の30分前まで)/定休日は月曜(祝日の場合は翌日)

開催中

戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見

「東京都庭園美術館」で、「戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見」が開催。幾何学的抽象、イラストレーション、写真、タイポグラフィの4つのカテゴリーに出品作品を分け、ポスター約125点を中心に、冊子や雑誌などの多彩な作品を展示する。 見どころは、戦後西ドイツのグラフィックデザインを総覧できる充実さを誇る「A5コレクション デュッセルドルフ」から選ばれた珠玉の作品群。同コレクションは、主に戦後西ドイツのグラフィックデザインから成り、1000点以上のポスターやその他の資料類によって構成。日本では初公開となる。 中には、手書きのタイポグラフィを使用した作品など、カテゴリーを横断したものとして見ることのできる作品もあり、デザイナーたちによる斬新なアイデアや実験的な試みが楽しめる。ハンス・ヒルマン(Hans Hillmann)やオトル・アイヒャー(Otl Aicher)といった、西ドイツで活動したデザイナーたちによるクリエーションの魅力を発見してほしい。 また、戦後に生み出された西ドイツのグラフィックには、戦禍による傷跡の残る中、新たな時代を切り開くべく発信し続けたデザイナーたちのエネルギーと情熱も見て取れる。 会期中は、2025年3月30日(日)にクラシック音楽から現代音楽までドイツ音楽の世界へいざなうコンサートをはじめ、4月20日(日)に講演会「映画から見る戦後ドイツのポスターグラフィック」のほか、ワークショップなども開かれる。 デザイン教育を基盤としたモダニズムを継承しながらも、戦後の新しい時代の表現を追求した西ドイツにおけるグラフィックデザインの世界を堪能してほしい。 ※10〜18時(3月21・22・28・29日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(5月5日は開館)、5月7日/料金は1,400円、学生1,120円、65歳以上・高校・中学生700円(第3水曜は65歳以上無料)
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