パリ・オペラ座を総合芸術の観点から捉えた大規模な展覧会が「アーティゾン美術館」で開催。バレエやオペラの輝かしい殿堂として知られるオペラ座は、ルイ14世によって1669年に設立されて以来、文学、音楽、美術など多様な芸術分野において革新的な発展を遂げてきた。
同展では、国内外から約250点の作品が集結。手書きの楽譜、実際にバレリーナが身につけた衣装や髪飾りなど、当時オペラ座に出演していた人々の痕跡を見ることができる貴重な機会となる。
中でも見どころは、19世紀のフランスの画家エドゥアール・マネによる「オペラ座の仮装舞踏会」(石橋財団アーティゾン美術館蔵)、そしてエドガー・ドガの「バレエの授業」(オルセー美術館所蔵)だ。 17世紀から現代に至るまでの歴史を辿りながら、豪華絢爛な時代に思いを馳せてみては。
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