チームラボが初めて空間演出を手がけるオペラ「トゥーランドット」の東京公演が開幕。2022年6月にスイスの「ジュネーブ大劇場」で行われた公演では、観客から「真の総合芸術」「壮大な視覚体験」などと評され、驚きと称賛の声が上がった。
同作の舞台は中国の北京。絶世の美女だが氷のように冷たい心を持つ皇帝の娘・トゥーランドット姫は、「3つの謎を解いた者を夫として迎えるが、その謎を解けなかった者は斬首の刑」と言い渡すというあらすじだ。チームラボは、光による立体的な彫刻空間をステージ上に創り、観客の熱狂をあおる。
約5年にわたり、舞台演出を担当した「英国国立歌劇場」の前支配人であるダニエル・クレーマーとともに「トゥーランドット」とアートを融合させる空間演出を構想したチームラボ。これまでのオペラの概念を超越する没入的なオペラ空間を堪能してほしい。