桜の季節恒例の「美術館の春まつり」が「東京国立近代美術館」で今年も開催。桜の名所でもある皇居に近く、千鳥ヶ淵から散策で巡るにも絶好のロケーションにある同館で、美術品とともに桜の開花を楽しめる。
所蔵作品展「MOMATコレクション」では、桜といえば外せない重要文化財である川合玉堂の『行く春』が年に一度この時期だけ公開されるほか、桜の名手といわれた菊池芳文の『小雨ふる吉野』、船田玉樹の描く鮮やかな『花の夕』など桜の名品が展示される。同時期開催の企画展「ヒルマ・アフ・クリント展」と併せて堪能したい。
1階のエントランスホールには同イベントのポップアップショップが出店。桜をモチーフにしたアイテムが揃うので、展示の帰りに立ち寄ってみては。
※10〜17時(金・土曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は500円(金・土曜の17時から300円)、学生250円(金・土曜の17時から150円)、65歳以上・高校生以下・18歳未満無料