ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者
「そごう美術館」で、代表的なポスター作品にとどまらない多彩なアルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha、1860〜1939年)の魅力に迫る展覧会が開催。チェコの個人コレクターであるズデニェク・チマル(Zdenek Trimal)のコレクションから、えりすぐりの作品約170点が公開される。
会場では、有名なポスター作品をはじめ、書籍からプロダクトデザイン、素描や水彩、油彩画と多岐にわたる約90点の作品が初来日。唯一無二のレアな直筆作品約60点も展示される。
また、挿絵、お菓子や香水のパッケージ、宝飾品を通して、ミュシャ作品に特徴的な優美な女性像と花々を組み合わせたデザインの仕事にも焦点を当てる。加えて、自画像、家族や友人との写真など、ミュシャのプライベートな姿を捉えた資料が豊富なのも同コレクションの特徴だ。
ぜひ、新たなお気に入りのミュシャ作品を見つけてみてほしい。
※10〜20時(12月31日・1月1日は18時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は前売り1,200円、学生1,000円/当日1,400円、学生1,200円、中学生以下無料