「キース・ヘリングの世界~混沌から希望へ~」をテーマに、館長の中村和男が集めたキース・ヘリングのコレクションのみを展示する、世界で初めての美術館。中村とキースへリングの出会いは1987年12月28日。出張中に訪れたニューヨークのギャラリーで出会った『ピープルズラダー』の購入をきっかけにコレクションが始まった。
美術館の建築は、建築家の北川原温によるもので、作品を展示するだけではなく、キースの発してきたメッセージを体感し、彼が駆け抜けた時代にも思いをはせられるよう、「光と影」を表現した空間を創り出している。