江戸の花街文化の名残を感じられる向島にある、大衆文化を現代アートとしてとらえたコンセプト美術館。2022年10月にオープンし、編集者でジャーナリスト、写真家の都築響一のコレクションを展示するほか、館内のバーでは不定期でイベントも開催している。
料亭を改装したという館内の1階から3階に展示されており、各階をつなぐ階段の壁面には、小人プロレスのポスター、昆虫標本、中田柾志の写真作品、佐川一政や空山基、大竹伸朗の絵画などが並ぶ。
2階はバーで、美術館のために買い集めたというオリエント工業のラブドールたちがずらり。入館料には、同バーでのドリンク代も含まれていて、鑑賞後に一息つける空間だ。そのほか、落語会やビデオ鑑賞会、バーレスクダンサーを呼んだイベントなども行われている。
入場は予約、入れ替え制で3,000円(ドリンク代、作品の解説付き、以下全て税込み)。月曜日から金曜日の20時以降はバータイムとなり、チャージ料金1,500円で入場できる。
不定期で都築自身が案内するツアーも実施。休館日と併せて公式Instagramからチェックしてほしい。